ハッチカバーを交換してみた

緑色カフナの船体布に大きなダメージはないけど、漏水の原因になりそうな疑わしい傷はアクアシールで補修しておいた。この緑色カフナはコックピットの大きいビッグカフナなので、以前K1用に買った防水性の高いダブルコートシーソックを装着している。値段のお高いダブルコートシーソックだけあって防水性もかなり高く、丈夫で信頼できる。にもかかわらず、漕ぎ終えると船体内部に少し水が入っていた。中古で買った古いカヤックなのでコーティングの剥がれたハッチから漏水しているのかと、ハッチカバーを新品に交換してみた。シールが剥がれてしましたハッチとデッキの縫い目はアクアシールで補修した。新しいハッチカバーはダブルコート仕様で、バウハッチとスターンハッチのSとMサイズを1セット交換。

 土曜日の午前中、仕事が早く終わって近くの海にカヤックの漏水テスト漕ぎに行く。この日はあまりにも穏やかで、普通に漕でるとハッチの漏水テストにはならない。動力船に牽引された水上サーフィンの波に突っ込でみたり、パドルでデッキに水をかけてみたりしてみた。午後からは用事もあり、腹も減ってきたから早いが上がる。一時間ほど漕いでみた結果、それなりの効果があったと思われる。もう少し時間をかけて試してみないといけない。
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カヤックと六甲おろし

 この日曜日は会社の定例会議で出勤。昨夜から降りだした雨は午前中にあがり、会議が終わると近くの海でちょいと練習する。甲子園浜でカヤックを組み立てて、六甲おろしが吹きつける荒れ気味の海を漕いでみた。この風だとウインドサーフィンを楽しむ人が多く、カヤックは少数派です。
 ほんの数百メートルしか離れていない対岸に向かう。向こうも砂浜になっているエリアで、近くに橋もあるから風で流されたとしても大丈夫だろう。三日連続で漕いでるからか、対岸まで3往復したらそこそこ満足した。約2時間の練習で駐車場代は300円。計算すると、一往復100円也。
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秋晴れで

 f:id:koginige-king:20211017061216j:plain午前中は天気がいいらしいく、それならばと朝練カヤックに行く。10月半ばにもなると日の出が6時過ぎになり、朝練するにもさほど気合いを入れて早起きしなくてもよくなった。午後からは下り坂の天気予報で、2時間ぐらいで切り上げるつもり。昨日夕方まで乗ってたせいで、乾ききらずに湿りがちの船体布を広げてカヤックを組立てる。今日も黄色いシンプルなカフナです。
 船体布とシーソックの漏水テストも兼ねていて、なるべく足元を濡らさないようにカヤックに乗り込んだ。昨日はそういう気ずかいをあまりしないせいで、何が原因かわからずに船体内に漏水していた。乗り降りする時にシーソックに水が結構入っていたから、おそらく原因はシーソッだろう。今日はそれを確認するためにも、なるべく濡れてはならない。お気に入りの休憩場所で船体内を覗いてみたら、水漏れはしていなかった。ここで折り返すつもりだったが水漏れがないのに気を良くし、河口まで漕ぐことにした。ついつい予定よりも長い往復20km、秋晴れで穏やかな良い休日だった。
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シンプルな黄色のカヤック

 午前中に仕事が終わって、いつもの海でカヤックの練習。今日は気分を変えて、シンプルな黄色いカヤックです。ハッチもラダーも付いていないシンプルなカフナは、組立ての手間が省けていいかも。それにハッチが無いゆえに、ハッチからの水漏れも当然ないし。
 エエことずくめかと思いきや、カヤックをバラす時にフレームを船体布から抜くのに苦労した。コックピットのエクステンションバーを外してシート前後のリブも外し、先端に残っているフレームのデッキパイプを掴んでバウとスターンフのレームを抜かなくてはならないが、コックピットから腕を入れて伸ばしても、なかなか手が届かない。ハッチがあれば、そこから手を入れてフレームを抜けるけるのだが…。思わぬ事で、なんとも痛し痒しです。K-lightやカレントのようにもっと短い艇なら、ハッチが無くても問題ないと思う。
 漏水テストも兼ねての練習漕ぎでしたが、シーソックが原因なのか、船体内部に少し漏水があった。ダブルコーティッドシーソックを買わんとあかん?どうもこの分だと、財布に穴があいているみたいです。f:id:koginige-king:20211015190857j:plain

潮に遡る

 9月最後の休日も、朝からカヤックの練習。いつもの練習場所2、大きな川です。
 潮の満ち引きの影響がある、下流域の都会の大河。今日は干満のタイミングが合わず、流れと潮に逆らって漕ぐトレーニングになった。ここから河口まで約10kmで、当然だけど往復すると20kmとなる。半日のトレーニングに程良い距離。最近お気に入りのカヤック赤い彗星号のカフナを組み立てて気分良く出発。久々にこのパドルで漕いでみると、意外としっくりくる。私が持っているパドルで最上級にして唯一のクランクシャフト、レンダルのアーキペラゴ。これぐらいの大きさのブレードが、今の自分の腕力で使える限界だろう。もっとワイドブレードでも漕げていたんですが、悔しいけどもうそういう歳なんですね。それでも新たなる発見もあって、アーキペラゴぐらいまでの大きさのブレードが何かと都合が良いと最近わかった。フェザークラフトのデッキバッグは裏側に、再乗艇時にパドルのブレードを差し込む所があって、そこにいい具合で差せるのです。これぞ年の功か?
 河口の公園で休憩。公園のトイレは使えたが、コロナ禍で公園の整備ができずに、芝生だった丘も雑草が伸び放題でした。
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 復路は川を遡るのに加え、向かい風と逆潮で思ったよりも時間がかかった。カヤックを片付けて帰りに冬用のウェアを買って帰ったけど、気分を害すような事があって残念な感じの日になってしまった。

朝焼けのカヤック

夜勤の仕事が早く終わり、カヤックの朝練にすぐそこの海へ。今日の日の出時刻は5時45分、満潮が8時ぐらいだ。まだ4時過ぎで暗く、街灯の明かりの下でカフナを組み立てる。フェザークラフトのカヤック中でもカフナは組み立て易いほうだけど、暗いとわからん。骨組みを組み立ててから船体布を被せて最後にテンションを張るタイプなら薄暗くてもなんとかなるけど、フェザークラフトのカヤックはコックピット内でテコの原理でもってテンション掛けるのだが、こうも暗くてはかなり難儀する。だが本番の旅を想定して、この暗さの中でもカヤックを組み立てれるように練習もしとかんとね。

 20~30分ほどの格闘の後、釣り人を避けて砂浜までカヤックを担いで行き、夜明け前の海に漕ぎ出した。暗かった空がだんだん明けてきて、ヨットハーバーからも出港準備の終えたヨットがゆっくり沖に出てゆく。3kmほど東の甲子園浜に着けて、朝の用を済ませてカヤックに戻ると、ちょうど日の出の時刻になっていた。


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スッキリした良い気分でまた漕ぎ出す。いつもの練習コース、大関今津灯台に寄ってから西へ向かう。芦屋浜の水路は、祝日で家族連れの釣り人が多い。芦屋川の河口の浜にて、ちょっと休憩。暑かった夏が過ぎ秋になっていい気候で、春秋用に新調したパドリングパンツもすこぶる快適。満潮の時間で戻って上がり、これにて朝練終了。ウェアと装備点検と、気分転換のんびりテストパドリング。今日はロール練習をしてないのに、なぜか漏水が多かった。これはイカンと2時間ほど船体布とフレームを乾かしてから、10時なったら近くのホームセンターに。313円の出費で、修理部材を2つ買って帰った。

再乗艇の練習

 ロールが失敗するなら、再乗艇は確実にやれるように練習するしかない。パドルフロートを使っての再乗艇ができたら次のステップ、パドルフロートを使わないで再乗艇をやってみる。艇を起こしたら、力強いバタ足で勢いをつけて艇に這い上がる。この時に、艇を腕で引き寄せつつ、体を艇の上に乗っけていく。腹這いの体勢で艇に上がつたら、頭をスターンデッキに、足はコックピットに入れる。うつ伏せの体勢からバランスを取りつつ、体を仰向けの体勢になるように捻りながら尻をコックピットに入れていく。体勢を整え、ビルジポンプで排水してスカートを嵌める。
 やってみると大変だし、かなり疲れる。この練習を繰り返し、ほぼ確実にやれるようになった。本日の練習、これにて終わり。
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