そろそろ出番のK1で

近頃よくカヤックの練習をしている。近くの海ばかり漕いでいて、そろそろどこかへ旅がしたいと思う。それで練習では組み立て撤収が容易なカフナを使っているのだが、本番で使用予定のK1でテストもかねて漕いでみた。実際に持って行く荷物を積んでみたり、艤装を工夫してみたりして、ああでもない、こうでもないと、悩みも楽しんでいる。

黄色いカフナで練習

カフナを漕いで試したいことがあり、夜勤明けにいつもの海に練習に行く。K1用に前に購入しておいた、ラージサイズのダブルコートシーソックを嵌めて漕いでみる。ちなみにカフナはFRPハードコーミングタイプで、スカートもK1用のラージサイズにしてみた。試してみた結果、通常のツーリングなら問題なさそうです。
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 トレーニングもかねていて、長距離が漕げるように心掛けたフォームでフォワードストローク。約6kmを一時間。
ラテックスやチャック痛めないよう、素早くドライスーツを着たり脱いだりできるようにも練習。来月はどっか海を旅したいと思います。

淀川のくろしお?

今日も地元でトレーニング。淀川大堰の下から海までカヤックで往復するつもりでいたが、途中から向かい風が強く吹きだす。葦の水路やワンドの内側に入り、風を避けながら漕ぎ進んだ。普段なら漕ぎ入らない場所を通ったもんだから、中々新鮮な景色を見ることができて楽しい。だが、一向に風は止まず、大規模河川工事で頻繁に動力船はやってくるし、阪神難波線の橋梁新設工事も大々的にやってるしで、海まで往復は途中で断念。
 小さな砂浜を見つけ、昼食にした。いつものトレーニング漕ぎだけど、今回の目的は、改良したラダーペダルの具合を確かめる事にある。カフナのペダルは荷物の出し入れの際、不意にペダルが抜けてしまう事があり、それを防止する工夫をしてみた。


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K1だとペダルが不意に抜けない設計なんですけどね。もともと中古で買ったカヤックだが、ラダーのペダルに穴が開いてたので、それをそのまま利用してみた。これでペダルが不意に抜けてしまう事はありません。あと、フジタカヌーのフットマットも装着。なかなか快適で、足先の冷え防止にええ感じだ。
 復路は追い風で、ラダーを効かせてグイグイ進む。最近通いつめていたから、淀川橋梁に特急列車が来るタイミングも把握してきて撮り鉄カヤックも楽しい。
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 淀川に黒潮がやって来た。コロナが落ち着いたら特急くろしお号に乗って、和歌山の潮岬にカヤックをしに行きたいです。
 

kayakと瑞風を撮る

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今年になってから最初のチャンスが到来。憧れの豪華寝台列車、瑞風を撮るのだ。かつて大阪~札幌の間を日本海沿いに運行していた、懐かしきトワイライトエクスプレスの後継車両の瑞風。現在はJR西日本の管轄区間を運行していて、山陽と山陰のコースを周回している。今日は自分の休みと瑞風の運行日が合いまして、寒いですが気合いを入れて撮り鉄カヤック行。

 新大阪を11時台発だから朝はゆっくり準備していたが、ちょっと勘違いしていて待ち時間が長くなってしまった。ちょうど満潮時刻で浜が水没してしまい、めっちゃ足が冷える。カヤックに乗ればいいんだけど、なんとしてもカヤックと瑞風を撮りたくて我慢した。

 そうこうしているうちに新大阪駅を出発した瑞風が、颯爽と淀川橋梁を渡って行く。スマホで撮ろうと構えると、カヤックが流されている。慌てて抑えてた際、レンズに水滴がついて撮影失敗。すぐさまコンデジに持ち替えて撮った。やれやれ、どうにか撮れてたようだ。今日はこれで満足。

静かな雪の湖畔

東京都心に雪が積もった。街は大混乱だ。その日たまたま東京出張に来ていて、帰りに渋滞にはまり疲れ果てて帰阪。だが、ぐっすり寝れて翌朝は早く起き、元気に出掛ける用意を。ドタバタとあわただしく装備を詰め込んだザックを背負って、真冬なのに大汗かきながら駅まで歩いて行く。

 朝6時過ぎの電車に乗って向かった先は奥琵琶湖。長浜駅で降りてコンビニで食料と水を買い、雪のたんまり積もった長浜城へ。歩道はちゃんと除雪されていて、本当に助かる。公園に入ってすぐの屋根付きの東屋なら、カヤックの組立てもどうにかできそうだ。水辺まで歩いて見に行ってみると、日当たりの良いそこだけ雪がとけている。ラッキーだ。防水袋に入れた荷物を組立てたカヤックに詰め込んで出発。

 予報よりも風が吹き漕ぎ難いが、どうにか姉川の河口まできて10分間の小休止。今日はバッグパックツーリング。軽量志向でラダーレスのカフナしたけどミスったかな?とりあえず岸沿いを北へ向かう。しばらくして風が止んだ好機に、葛籠尾崎に渡った。

 漁船が網を仕掛けをしていたので、邪魔にならないように離れた岸に上がった。ここは舟でしか来れない場所だが、意外と雪は少ない。

 
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 お昼はコンビニおにぎりにチョコレートと、チタンマグカップで掬った雪をストーブで溶かして食事後のホットコーヒー。

 葛籠尾崎を廻り込み、雪の海津大崎へ。ゴール地点にしたマキノが一番雪が積もっていたのが意外だった。雪上のカヤックは橇のように滑ってくれて、荷物とカヤックの運び出しが案外ラクだった。

 

 

2022年の漕ぎ初め

晦日に長男が帰省する。今年もめでたく、家族全員そろって正月を迎えることができた。元旦は父親の家で親戚一同が集まり賑やかに、喰って飲んだくれて。当然のごとく二日酔いのパターンに嵌まり、これではいけないと2022年の漕ぎ初めカヤックに出掛けた。

 息子二人を誘ってみると、長男が付き合ってくれた。長男は大学生の時に、淀川の生態系の研究や清掃活動をしていた事もあって懐かしいのだろう。カヤックを漕ぐのも久しぶりだったから、組み立てもラクで安定抜群のフェザークラフトのカフナ2艇をチョイス。正確には、緑色ビッグカフナEXPと黄色カフナです。

 干満の影響を受ける下流域で、大潮の干潮時に漕ぎ出した。ところが風が吹き出し、風避けに葦原の水路に逃げ込むまでは良かったが、水深が浅くて座礁。俺は慣れているのだが、長男はもがきながら脱出した。丈夫な木製パドルを渡しておいて正解だった。


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 JRの特急が頻繁に橋梁を渡っていく。城崎温泉行きの黄色のコウノトリ、和歌山行き緑のオーシャンアローくろしお、敦賀行き白のサンダーバード鳥取行きの青のスーパーハクトなど。色とりどりで見てるだけでも面白い。しかし風も強くてカヤックを漕ぎながらだと撮るタイミングが難しく、結局は上陸して休憩時に普通列車しか撮れなかった。それでも久々にゆっくり長男と話しができて、充実した1日になった。

 

 

仕事納めてからの、漕ぎ納め

12月30日 慌ただしい年の瀬、2021年もようやく仕事納め。体は疲れてはいるが、気分のリフレッシュが必要です。家に帰る前にやっぱりちょっと漕ぎますか?と自分に言い聞かせ、すぐ近くの海に行く。コロナ禍に陥ってからというもの、幾度となく漕いだ場所。どこか違う場所を旅したいけど、それでも漕げる場所があるだけでも有難い。
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気分転換にカヤックは最高だが、今日はとっても風が強い。でもちょっとでも漕いだら不思議と爽快な気分に。
今年の漕ぎ納めはこんな感じでした。