電車でカヤックツーリング 奥琵琶湖

やっとコロナ感染状況が落ち着き、久しぶりに電車でカヤックツーリングに出かけた。瀬戸内海の島渡りを計画していたが、強風予想されて行先を変更。穏やかな琵琶湖に向かった。カヤックの入ったザックを背負って歩き、朝一番の電車で長浜駅へ。駅のコンビニで飲料を買って、湖畔の長浜城の前でカヤックを組み立てた。久しぶりすぎて準備したドライバッグの数が足りず、パッキングに手間がかかってスタートが予定より30分遅れの9時30分になってしまつた。行先を沖の白石か竹生島か悩んだが、定番コースの竹生島に向かった。

 ベタ凪ぎの湖面を進むフェザークラフトは今日も快調だ。でもなんかおかしい?なんとなく左にちょっと傾いているような気がする。ベタ凪ぎだから大丈夫だろうとカヤックに乗ったままシーソックの左側をちょっと外して、手探りで左舷のエアスポンソンホースを掴み出し、口で空気を注入してみた。なんとなく傾きも直ったような気がした。こういう事も経験しとくと、なんとなく良いような気もする。

 11時ごろ、竹生島に到着。上がろうかと思って港に入ってみたが、今日は水位が低くてカヤックでは無理だった。水上から参拝した後、葛籠尾崎に向かう。


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ちょうどお昼に着いて、巨岩の上に登って昼食にした。青空と湖面に映える、木々の紅葉が美しい。カヤックが赤色で、落ち葉のようで風景に同化している。秋のカヤックツーリングは最高だな。

 持ってきたお芋を二個食べて、ゴール地点に決めた永原に向かった。琵琶湖から大浦川に漕ぎ入り、遡っていくが途中で浅くなってしまい座礁カヤックをロープで引っぱり、浅い川の中をとぼとぼと歩いた。マキノをゴールにしたら良かったかな?永原のほうが駅前で便利と思ったが、どうやら考えも浅はかだったようだ。

 畳んだカヤックのザックを背負い、15時台の新快速に乗った。湖西線の車窓から眺める琵琶湖は、夕陽に染まっていた。